所属	朝鮮郵船
類別	貨物船・陸軍徴用船
総トン数	2,295トン
速度
出発地	ジャワ島バタビア
目的地	セレベス島マカッサル
出発日	1944年7月29日
捕虜数	1,513（ジャワ人労務者）名
遭難地点	マッカサル海峡
遭難日	1944年8月4日
捕虜死者数	1,239名
捕虜生存者数	274名
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セレベス島マカッサルの飛行場を修理する必要に迫られ、ジャワ人労務者を乗せた「光州丸」が「しんあい丸」と船団を組み、補助機雷敷設船「けいなん丸」と捕獲網敷設船「隼丸」に護衛され、ジャワ海を横切って低速で航海していた。この船団は、8月2日ボルネオの南東端にあるラウト島のコタバルに到着。翌朝から水雷艇「鵲」（かささぎ）が「隼丸」と交代し、マカッサルに向けて航海を続けた。8月4日の夜明け前、マカッサル海峡の中央で、米潜「レイ」は「光州丸」を発見し、魚雷4本を発射した。1本は右舷中央部の機関室、2本が船首部の第3船倉に命中し、船は二つに折れて瞬時に沈没したので、乗船者には逃げ出す機会がなかった。便乗者273名、乗組員と船舶砲兵28名、ジャワ人労務者1,239名が「光州丸」と運命を共にした。この船には、ジャワ人労務者の外に、便乗者540名と多量の基地用の補給物資を搭載していた。